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その後もパウラは残虐の限りを尽くし、男を蛇の生殺しにしておいて散々苦しめた挙句、斧でとどめを刺した。
事切れた時も男の表情にどことなく笑みが浮かんでいたのでパウラは無性に腹立たしくなり、その勢いで男の死に顔をナイフでずたずたに切り裂いた。
にも拘らず満足がいかなかったパウラは、男をバラバラに切り刻んで各部を串刺しにした上に串焼きにしてラウラと共に獣よろしく食い尽くしたが、それでも満足がいかなかった。
そんな猟奇的欲求を満たせなかったパウラに対し、食事に満足していたラウラは言った。
「まだ気が済まないの?ママってよっぽど強欲ね」
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