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 紀元前6世紀頃、コーカサス地方の黒海沿岸にアマゾーンと呼ばれる部族が住んでいた。  アマゾーン族は戦を司る軍神アレースの血を受け継ぐ狩猟民族だから荒々しい性格に相応しく戦闘を得意とし、馬を飼い慣らし、弓や槍や斧や盾で武装する女の騎士のみで構成されていた。  では子孫はどう残していたかと言うと、強い子孫を残す為、他部族の殊に逞しい男性と交わって目的を果たしていた。
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