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「わーお。」 ー何ですかそれ。 「驚き桃の木、柿の木?」 ー山椒の木ですよ。 「そやった、そやった。」 ー礼人さんって、ずっと一緒にいたくなりますよね。 「そ?」 ーゆるふわ堪らんっす。 「癒されとる?」 ーもちろん。 「天使になった方が良かったかもね。」 ーいや、礼人さん意地悪だから死神が良いですよ。 「ええー。そーかな。」 ーそうですよ。ね、早く行きましょ? 「こんなに簡単に来てくれるの初めてだ笑」 ー礼人さんの横に居れるようになるまで、ずっと転生します。 「……それって。」 ー死神になりたいんです。礼人さんが、好きだから。
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