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5.瑠香Ⅳ
私は瑠香をどうしようか考えている。
今も悩んでいる。
瑠香の方をちらっと見るとじっとしている。
その時だった。
後ろから殴られた感じがした。
「い、痛い……」
「美琴が悪いのよ」
「瑠香……」
私は倒れ込む。
「ごめんなさいね、美琴、貴方との恋人を破棄させてもらうね」
瑠香は私の家から出ると何処かへ行ってしまった。
しばらくしてから私は目を覚ます。
「瑠香は何処に居るの?」
私は家の中を探すけど、どこにも居なかった。
「結局、逃げられたのね」
私は瑠香を探す事にした。
瑠香ったら貴方にはGPSがついているのにね。
「今は何処にいるのかな」
そんな所にいるのね。
私は瑠香を追いかける事にした。
しばらくして私は瑠香の目の前に現れる。
「み、美琴、なんでここに?」
「貴女の事なら何でもわかるのよ」
「こ、恐い」
「うふふっ、私と楽しみましょう」
「い、嫌よ」
「ダメ、ダメ、そんな事は言わせない」
「こんな所で何かしたら、みんなに見られるよ」
「そうね」
「美琴、帰って」
「帰りません」
「ねぇ、瑠香……私と愛を語りましょう」
「わかった、その変わりに閉じ込めるのはなしね」
「うん」
私は瑠香と一緒に私の家に行く事にした。
私の家に到着するのだった。
私と瑠香は家の中に入る。
「ごめんね、瑠香」
私は瑠香にスタンガンを使う。
すると瑠香は気絶した。
私は瑠香をひきづりながら、お部屋の中へと運ぶ。
「これでいいわ」
私は瑠香が逃げれないように手足に拘束具をつける。
「これで瑠香は逃げれない」
しばらくすると瑠香は目を覚ます。
「んんっ……んんっ……」
「瑠香、おはよう」
「美琴、おはよう」
「……何これ、どういう事よ」
「瑠香はお馬鹿さんね」
「美琴……」
「瑠香、私の愛を受け止めてね」
「美琴の愛はおかしいよ」
「おかしくないよ、私の愛は正常」
私の愛は瑠香だけのもの。
「瑠香……楽しみましょうね」
「………………」
瑠香は黙ってしまった。
そんな事はどうでもいいけどね。
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