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1.恐い思いをさせる
私の名前は(くじょうなつみ)。
年齢35歳で専業主婦。
私には娘もいます。
娘の名前は九条明美(くじょうあけみ)。
年齢14歳で学生です。
私達の家は資産家で最恐の家。
最恐というのは相手を物理的に恐がらせる事です。
私と娘は見知らぬ人を恐がらせる。
「明美、お母さん、ちょっと外に行ってくるわね」
「は~い」
私は外に行く事にした。
ある物を持って外に出る。
外に出ると通行人の見かける。
女性の人か……まあいいか。
私は女性の人に声をかける。
「あの、すいません、道をお聞きしたいんですが」
「はい、いいですよ、どちらに行きたいんですか?」
「えっと……ですね……」
私はカッターナイフを取り出すと女性の人に向けた。
「えっ? 何をするんですか? やめて下さい」
「え~っ、やめないわ」
私はカッターナイフを女性に向かって振り回す。
「あぶないじゃないですか、やめて下さい」
「あぶなくないですよ、ほらっ」
私はカッターナイフを女性に向かって切りつける。
「きゃあっ、助けて」
女性は走って逃げてしまった。
「あっ、待ちなさい」
私も手にカッターナイフを持ちながら、追いかける事にした。
女性は後ろを振り向くが私はまだ追いかけている。
女性は息が上がっている。
私はまだ追いかけている。
「捕まえちゃうわよ」
「こっちに来ないでっ!」
とうとう女性は疲れ果てたのか、立ち止まってしまった。
「もう鬼ごっこはおしまいなのね、残念」
「なんでこんな恐い事をするんですか」
「楽しいからに決まっているでしょ」
「狂ってる、狂ってるよ」
「そうね、狂ってるかもね、うふふっ」
私はカッターナイフで女性の服を切り刻んでいく。
「きゃあっ、なんて事をするんですか、服が……」
「服がボロボロだね」
「貴女がカッターナイフでしたんでしょ、どうするの」
「どうもしませんわ」
私はカッターナイフを女性の首元に持っていく。
「ひぃぃぃぃぃ、や、やめて、殺さないで」
「殺すわけないじゃない、犯罪者になりたくないもの」
「た、助けて、お願い」
「どうしようかな」
女性の人はぶるぶると身体が震えている。
そんな反応を見たら、快感じゃない。
「ねぇ、どうして欲しいの?」
「助けて欲しいです」
私は考える事にした。
しばらくしてから私はというと……。
「やっぱり、ダメね、やめた」
「そ、そんな」
「貴女の事を恐がらせてあげるわ」
私はカッターナイフで女性の付けているブラジャーを切った。
「きゃあああああっ」
女性はすぐさま手でお胸を隠した。
「手で隠している所を見せてよ」
「い、嫌よ」
「そんな事を言わないで」
女性はまた逃げ出した。
「あらっ、また逃げるのね、本当に鬼ごっこが大好きなのね」
私は女性を追いかけるけど、見失った。
「何処にいるのかしらね、困ったわ」
女性はぶるぶる震えながら隠れている。
「見失ったし、家に帰ろうかしらね」
私は結局、家に帰る事にしたのだった。
女性は辺りを見回して居ない事を確認して出てくる。
女性は心の中でホッとしている。
しかし、その時だった。
女性の後ろに私は居た。
「うふふっ、み・つ・け・た」
女性は後ろを振り向く。
「きゃああああっ」
女性は意識を失って倒れてしまうのだった。
「あらっ、倒れちゃったのね、しょうがないわ」
私は女性を抱き抱えると私の家に連れていく事にした。
家に着くと私は
「明美~、ちょっと運ぶの手伝ってくれるかしら」
「お母さん、おかえりなさい、うん、わかったよ」
私と明美で女性の人をリビングに連れていく。
もちろん逃げれないように手足に拘束具をつけておく。
「お母さん、この人誰?」
「この人はお母さんが恐い事をしてて意識を失って倒れたから連れてきたの」
「そうなんだ、でも、どうするの?」
「さぁ、どうしようかしらね」
「お母さん、考えてないんだね」
「そうだね、考えてないわ」
私はこの人をどうしようか迷ってる。
ここまで連れてきたんだし、恐い事をしようかな。
まずは女性の人を起こさないとね。
「起きなさい、いつまで寝ているの」
女性は目を覚まして起きる。
「んんっ……んんっ……んんっ……ここは何処なの」
「ここは私のお家です」
「えっ? 私をどうするの?」
「あははははっ、恐い体験をさせてあげる」
「そんな体験しなくていい、今すぐ解放して」
「それはだめですわね」
「手足が動かない」
「ごめんね、手足を拘束具で拘束させてもらったわ」
「………………」
女性は黙ってしまった。
私はまずは爪剥がし機で女性の爪を剥がそうかな。
「じっとしててね、お願いよ」
女性の爪に爪剥がし機をセッティングする。
「これでいいわね」
「な、何をするのよ、お願いやめて」
「やめないって言ってるじゃない」
私は爪剥がし機で女性の爪を剥がした。
「あああぁぁぁぁぁぁぁっ」
女性は悲鳴を上げる。
「うわぁ~、お母さん……すごい痛そうだね」
「そうね、すごい痛いかもね」
女性の人は息が荒くなっている。
「大丈夫かしら?」
「はぁっ、はぁっ、はぁっ、こんなに血が出てる、すごい痛いよ、助けて」
女性はとうとう泣きだしてしまった。
「恐いの?」
「恐いに決まってるでしょっ!」
「まだそんな元気があるのね」
私はまた爪剥がし機を女性の爪にセッティングした。
「もうやめて、お願い、お願い、もう嫌だ」
女性は暴れている。
それに首を左右に振っている。
「そんなに暴れなくても一瞬よ」
「そういう問題じゃないの」
私は爪剥がし機で女性の爪を剥がした。
「きゃあああああああああ」
女性は意識を失った。
それと同時にお漏らしもしたようだった。
「意識を失ってるのに失禁もしたのね」
「お母さん、やり過ぎだよ」
「あらっ、明美もそう思うの?」
「うん」
私と明美はクスクス笑っている。
「お母さん、私もこの女性に何かしたいな」
「そうね、でも、今はやめておきなさい」
「うん」
明美は残念そうにしている。
私は女性が起きるまで待つ事にしたのだった。
それまで明美とお話してようかな。
「明美も恐い事をしてきていいのよ」
「今はいいの、この女性の人がどうなるか見たい」
「そうなのね、じゃあ、楽しんでね」
「は~い」
この家族は狂っているというより恐い。
何もかもがおかしい。
「それにしてもお母さん、起きないね」
「そうね、まだ意識を失っているわ」
無理矢理起こすのも楽しそうだわ。
でも、自然と起きてくれた方がこっちも楽しめるわ。
今は女性の人が起きるのを待ちましょう。
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