禁断の狂愛(2)新たな刺激

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 このまま小説を閉じて置けばいい。  明日には、その小説を早く華帆に返せばいい。  それで『あんまり好みじゃない小説だった、ごめんね』と言えば終われた。  なのにイラストを飛ばせば、まだ読めるかなと物珍しさが勝ってしまった。  理性が出てくる頃には遅かった。  侑子は、未知の世界に入り込んでしまった。  もう抜け出せない沼にどっぷりとハマったのだった。
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