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涙色の想い出
それは、ある日の事だったかしら。
その男友達が、事もあろうに、お店のお客をワタクシのお家に連れ込んでしまい、挙げ句の果てに、その客人を残して帰ってしまって………。
何事も無ければ、それでも良かったのかもしれないのだけれど………。そんな時に限って、事態は悪天してしまうモノなのですよねぇ?
見るからに醜くも歪んで見えるメスゴリラの様な女ふたりが、揃いも揃って発情したかと思うと、ホロ酔い気分でロフトに置かれてあるベッドの上でぐったりしているワタクシを両脇から押さえ付けて来て、唐突に、女のひとりが懐からバタフライナイフを取り出して、ワタクシの腹から太股にかけて添わせながら呟いたの。
「………抵抗したら、殺しちゃうわよ?」
「………………(・・;)(^_^ゞ(>_<)???」
何事が起こって、こんな事になってしまったのかは存じません。………が、ワタクシは抵抗する事は敵わず、メスゴリラ2体の欲望のおもむくままに弄ばれてしまい。
その時、ワタクシ、一思いに舌を噛み切って、死んでしまおうかしらと思ったものの、それに怯えてしまっているワタクシがいて………。
それ以来、記憶障害に罹ってしまい、それ以降の記憶が残っていなくて………。
今となっても、夢に魘される日々が続いております。いっその事、あの時に殺してくれれば良かったのにとさえ思う事が御座います。
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