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5.従業員との旅行Ⅱ
私は目を覚ますと起き上がる事にした。
「あれ? もう朝なのね」
私は梨香さんのお部屋に行く事にした。
梨香さんのお部屋の前に着くと私は
「梨香さん、いる?」
お返事がない。
あんまりしたくないけど、お部屋の中を覗く事にした。
しかし、梨香さんの姿がなかった。
きっと香奈さんのお部屋にいるのね。
香奈さんのお部屋の前に着くと私は
「香奈さん、梨香さんいる?」
やっぱり、お返事がない。
お部屋を覗くと誰も居ない。
どういう事なの? 居ないというのは……。
私はお部屋に戻る事にした。
するとテーブルの上に書置きを見る。
内容はこう書いてあった。
詠美さん、ごめんなさい。
私達は先に帰ります。
それと詠美さんとの旅行はつまらなかったです。
もう誘わないで下さいね。
「何なの、あの二人は私を置いて帰るなんてひどいじゃない」
私は一階に降りると受付で二人の事を聞くと二人はチェックアウトしてないという事だった。
「どうなっているの?」
私は急いでお部屋に戻る。
すると後ろから声がかかる。
梨香さんが
「詠美さん、どうしたのですか?」
「どうしたじゃないわ、あの書置きは何よ」
「書置きね、実際の事です」
「梨香さんも香奈さんもまだいるじゃない」
「そうですね、詠美さんが楽しそうにしてないと私達もつまらないです」
「香奈さんも同じなの?」
香奈さんは
「はい、梨香さんと同じ意見です」
「そうなのね、私つまらなそうにしているの?」
梨香さんが
「そう見えますね」
香奈さんは
「私もつまらなさそうに見えます」
「二人が言うのだから、そうなんでしょうね」
私はどうすればいいのかな。
三人で行動すれば楽しくなるのかな。
すると梨香さんが
「私達と一緒に行動しなくてもいいですけど、楽しくして下さい」
「わ、わかったわ、努力してみるね」
「はい、そうして下さい」
梨香さんと香奈さんはまた何処かに出かけた。
「私はどうするかな……」
私もお部屋ばかりにいてじっとしているより何処かに行こうかな。
「何処に行けばいいのかな」
まずはお部屋に戻って何処に行くか考える事にした。
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