振られたアイス

4/6
前へ
/6ページ
次へ
「……私は、好きだよ」  自分の耳を疑った。  でも考えれば、すぐに“幼馴染み”としてということに気が付き、美里の慰めにまたもや礼を言った。 「いつも、ありがとうな。俺、やっぱ女子に慰められられてるから振られるんだよな…」 「違う!」  さっきまで黙っていた美里は、大声を出す。 「あ、ごめん…」  美里は自分の声の大きさに気付き、赤面する。
/6ページ

最初のコメントを投稿しよう!

0人が本棚に入れています
本棚に追加