8866(ハチハチロクロク)

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 蝶たちが楽しそうにヒラヒラと舞う姿をいとおしいと思った。  誰かといることを楽しいと思った。  もっと、もっと  君たちの事を知りたかったんだ。  だけど  ぼくが君たちを楽しませてあげられた、この  精一杯綺麗に咲いた花は  役目を終え枯れてしまった。  やがて  花をなくしたぼくの前から  みんないなくなってしまった。  再び訪れた孤独・・・  大丈夫  慣れっこなはず  また、いつもの日常に戻っただけ  夢を見たと思えば・・・  だけど、その夢は楽しすぎて  それを知らなかった頃のぼくには戻れないんだ  寂しさと絶望の殻に閉じこもった  花を咲かせたい・・・もう一度・・・  そうすれば、君たちはまた  ぼくを見てくれるの?
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