俺とアイツの毎日

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(なんか、朝からバカなことしてんな) 霊体だからって何でもありか、と気抜けしながら部屋に戻る。 でも悪くねぇなって思ってる自分もどこかに感じてる。 昨日までの1週間より、今の方がずっと生きてるって感じがする。 「ほんとに...俺、この1週間ちょいでどんだけかわっちゃってんだよ。アオイのこと、ダイスキなみてぇじゃん」 自嘲するように溢すと、一瞬体がふわっとした。 なんていうのか、風が体を通り抜けていく感じ。 人間の分子が体を風が簡単に通り抜けるほど密度がないとは思えないから、ありえないんだけど。 すると1分後位に紺が帰ってきた。 「はぁ楽しかった...ほら、こう胃がすーっと...はおれはしないんだけど、すっごいスリルだよ」 「...そうか」 (聞かれなくてよかったわ) さっきの独り言を聞かれては困る、と柊は安心して、キッチンに飲み物を飲みに行った。
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