５０年目の真相解明

「待て」
「くっ、捕まってたまるか」
刑事が、放火事件の犯人を追いかけていた。
そして犯人は、とある扉の中に入っていった。それに気付いた刑事も入っていった。
刑事が犯人の姿を見つけ、そして追いつめた。
「さあこの倉庫からは逃げられんぞ」
「くそっ」
そのとき、バタンと大きな音がした。入ってきた倉庫の扉が閉まる音だった。
「てめえ、入るときドア固定しなかったんか」
「弾みで閉まったんだろ」
「というか、ここ妙に寒くないか」
「そうか、冷凍倉庫か」
「あの扉は内側からは開かねえんだぞ」
２人は扉のところに走っていき、扉を開けようとしたりたたいたりした。
「おい開けろ、開けるんだ」
「誰か聞こえたら開けてくれ」