シャベルの柄
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木製の扉を開けて外に出ると、雪が周囲の音を吸収し、痛いほどの静けさが耳を刺した。雪に囲まれたロッジ周辺はあまりに静謐過ぎて、耳をすますと雪が空から舞い落ちる音だけが聞こえる。 昨夜から今朝にかけて、なかなか雪は積もったようだ。私はひんやりとした雪かき用のシャベルの柄を掴み、まだ誰にも汚されていない新雪に足跡を残した。
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