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第7話 年上の女性(1話につづく話)
【美奈子は相当参っていた。 上級生で憧れの透に年上で社会人の彼女が居たっていう情報が飛び込んできたからだ。】(第1話より)
1台のフェラーリがカップルを乗せて透の通う学校の校門前で停まった。
麻子「透~💕ほらネクタイ曲がってるわよ。
私が直してあげる💕」
透「いいよ、自分でやるから。◯◯さんも早く行かないと仕事に遅れちゃうぞ🎵」
麻子「ああ~☆時は無情だわ。透とずっと一緒に居たいのに~💕」
透「ハイハイ、また後でね🎵 お仕事頑張ってね。」
麻子「うん🎵透~☆浮気しちゃあイヤよ~☆バイバイ😥」
……………………………………………………
孝司「オイオイ☆朝からお安くねえな★」
透「あ~あ、あれ、俺の姉ちゃんだよ☆」
孝司「はあ?姉ちゃん?お前、姉ちゃんと出来てるのか?」
透「まさか…あれは社交辞令だよ。姉ちゃんの彼氏のほうが余程良い男だよ。」
孝司「そうなのか…。驚いたよ😁」
………………………………………………………
しかし、この余りにも目立ち過ぎる出来事は学校中に知れ渡った。
啓子「美奈子~☆§@ 大変よ~#☆ アンタの彼氏がフェラーリに乗って美女の運転で登校したって! アンタ達…付き合ってるんじゃ無かったの?」
それを聞いて…さすがに美奈子も青くなった☆
【ウソ!ウソだ!…そんな事!信じられない!】
美奈子は真っ直ぐに透のクラスに向かって走った!
美奈子「透…ねえ、私達って確かに付き合ってた…よね☆」
透「モチロン。美奈子ちゃんは俺の彼女だよ。」
美奈子「じゃあ…じゃあ今朝の一件は何?」
透「美奈子ちゃん、信じてくれ! あれは…
あれは、俺の姉ちゃんなんだ!」
美奈子「お姉さん? 透の…お姉さん?」
透「ああ、信じてくれるかい?」
美奈子は張り詰めた気持ちが徐々にリラックスした気持ちに変わっていった。
美奈子「分かった、透の言葉を信じるわ。…そうじゃないと…私…ダメになっちゃいそうだから☆」
美奈子はフラフラして透にモタレかかった。
透はシッカリと美奈子を抱き留めるとそのまま美奈子を抱きしめる形になった。
そこが学校じゃなかったら…二人は…。
啓子「お二人さん…学校は人目があるから、
その辺で止めておいたほうが良いよ。」
美奈子は やっと正気を取り戻して恥じらった☆
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