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第2話 大切な物
秀太『支配人さんに聞きたいことがあるんですがいいですか?』
支配人『はい、どうぞ。』
秀太『支配人さんには大切な物はありますか?』
秀太は支配人に質問をすると支配人はこう言った
支配人『それは秘密だ。』
秀太『えっ、何でですか?』
支配人『誰にも言わないなら言う。』
秀太『はい、絶対に言いません。』
支配人『では言う、ワシの大切な物はこれだ。』
秀太『えっ、これは何ですか?』
支配人『ワシが作った宝物だ。』
秀太『何だ彼女じゃないのかよ。』
支配人『ワシはもうこの年だから付き合う事は
出来ないからな、でも懐かしい…。』
秀太『ふーん。』
支配人『何だ、その顔は。』
谷川『いいえ、すみません。でも僕も前に
付き合っていた彼女が病気で亡くなって、
今は僕、一人です。』
支配人『それは可愛そうに…それでも秀太は、
泣かなかったな、それこそ男だ!』
秀太『はい…でも僕はもう一度彼女に
会いたいです!』
支配人『それがもし出来るなら秀太の願いを
叶えてあげたいんだが…。』
秀太『ありがとうございます。』
支配人『ではそろそろ行くか。』
秀太『えっ、どこに行くんですか?』
支配人『それは見てからのお楽しみだ。』
秀太『ん?』
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