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目を開けると‥
「う、うーん‥」
あれ?ぼく、どうしたんだろう。
そっか、ねてたんだよね。
目を開けると地面に座っていた。
「あ、あれ‥」
いつ、外に出たのだろ?
ぼくが入ってたごみ箱が、なくなっている。
だれか出してくれたのかな。
ミーン、ミーン。
ミーン!ミーン!
セミさんは元気だなぁ‥。
太陽がまぶしくて、とけそうだ‥。
どこか‥暗い所に行きたい‥。
あっちに、大きなあなが見える。
「トンネル‥」
あそこなら太陽に当たらなくてすむ。
立ち上がってトンネルに向かって走る。
なんだろう‥体が軽い。
まるで、風になったみたいだ。
太陽から、にげるようにトンネルに入った。
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