飴配り女

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「私も同じところに行きたいから。じゃあまた後でね!」  そういって、ハナは自分の体を何箇所も刺した。  ダイスケは、横たわりながらハナが倒れていくのを眺めた。額にコンクリートの冷たさを感じるとともに、熱かった体がひんやり冷たくなっていくのも感じた。
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