第三章 夢と訪問

2/28
716人が本棚に入れています
本棚に追加
/702ページ
昨日珠美と一緒にいたときは、あまり霊は視えなかったような……。 珠美。 不思議な子だ。 身にまとう雰囲気といい、その力といい。 彼女なら、今のこの状態をなんとかできるのではないかと思ってしまう。 「……ねむ」 そこまで考えたところで瞼が突然重くなってきた。 一日中何もしていなくても体は勝手に休息を求めるらしい。 明日こそ友哉に謝ろうと思い、優介は眠りについた。
/702ページ

最初のコメントを投稿しよう!