第三章 夢と訪問
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昨日珠美と一緒にいたときは、あまり霊は視えなかったような……。 珠美。 不思議な子だ。 身にまとう雰囲気といい、その力といい。 彼女なら、今のこの状態をなんとかできるのではないかと思ってしまう。 「……ねむ」 そこまで考えたところで瞼が突然重くなってきた。 一日中何もしていなくても体は勝手に休息を求めるらしい。 明日こそ友哉に謝ろうと思い、優介は眠りについた。
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