かていか

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7がつ5にち  きょう、はじめてかていかをならった。ケンちゃんは「かていかはおんなのかもく!」といってせんせいにおこられた。  せんせいは「いまはだんしもさいほうやおりょうりができないといけないじだい」といった。  はじめてのじゅぎょうはおりょうりだった。1ぱんはごはんをたいた。2はんはおみそしるをつくった。3ぱんはカレーをつくった。ぼくは3ぱんです。  じゃがいもやにんじんをほうちょうできるときはドキドキした。「てをきらないようにゆっくりね」とせんせいがいった。  じゃがいもやにんじんやたまねぎやおにくをゴトゴトにた。カレーのルーをいれた。しばらくしたらカレーができた。やさいやおにくをきるときはきんちょうしたけど、そのあとはかんたんだった。  がっこうのかえりにびょういんにいった。ママにカレーをつくったといったら、にっこりわらった。ママがいえにいなくてさびしいといったら、もうすぐいえにかえれるといった。うれしかった。 「そのときはいもうともいっしょよ」といった。  いもうとは、ともよというなまえだ。ママはともよをうんだので、びょういんにいる。 「ともよもカレーをたべるかな」ときいた。  もうちょっとおおきくなったらたべるとママはいった。  おおきくなったら、ともよにいっぱいカレーをつくってあげようとおもった。
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