おっさんの事情とおっさんの心情

5/6
前へ
/48ページ
次へ
「ねぇ、ねぇ、クリスぅ~♡どっちがいい~?」 「・・・・どちらとも大変お似合い(・・・・・・)です、、、」 嘘をつくな。 どっちも大変似合わない(・・・・・・・)の間違いだろう、、、。 はっきりしない優男にじれたジャスミンが私に聞いてきた。 「もう、はっきりしないわね~。じゃ、あんたは?」 そのついでのような言い方にむっとした私。 腹が立ったので正直に言ってやる。 『強烈な顔のせいでアクセサリーがぼやける。やめておけ』 「///何ですってー!!(怒)」 ジャスミンが怒ってるのを無視してさっき手に取ったアクセサリーを一つ買う私。そして、それをちさとの髪につけた。 一瞬体をこわばらせたが、にこりと笑って頭を撫でてやる。 髪に若干重みのある物をつけられて、気になって触るちさと。 ジーク兄上も私と同じようにアクセサリーを買おうとしていたのか、ショック顔で私を見てた。 思わず『出しゃばりました、、、』と謝まった私。
/48ページ

最初のコメントを投稿しよう!

34人が本棚に入れています
本棚に追加