引っ掛けようと思ったら、私がすでに転んでたorz

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引っ掛けようと思ったら、私がすでに転んでたorz

神殿と隣接する王城に戻り、閣僚会議室に案内された星の乙女達。 長テーブルが置かれたそこに彼女達は各々王子の横の席に着いた。 当たりを取った兄達4人は、はずれを取った私達の真向いという図である。 此処でまたジークフリート兄上が慌てだす。 どうやら椅子が大きすぎて、頭の大きい幼女(ロリ)には不安定なようだ。 仕方なく幼女(ロリ)を膝に乗せた兄上。 途端、人肌の暖かさからかうつらうつらと舟をこぎだした幼女(ロリ)。 またまた慌てた兄上は、幼女(ロリ)をその逞しい腕で固定していた。 そして全員に飲み物が行き渡る頃には、股間の中で丸まりだした幼児(ロリ)。 もうどうしていいか分からない兄上。 幼女(ロリ)を相手に戦場の鬼神は、悪戦苦闘しているようだ。 そんな幼女(ロリ)を除外して、宰相が乙女達にフォールンの飛来と乙女の説明を始める。 それを黙って聞く乙女達。 自分達が1ヶ月後には元の世界に帰れることが分かるとホッとしていた。 向こう側の兄上達は乙女達に最高の笑みを作りながら、「バカンスだと思って1ヶ月この世界をお楽しみください。出来ればそのバカンス、私と一緒に楽しみませんか」と口ずさんでいた。 物言いは上品だが、市井風に表現すればこうである。 "へい、彼女。俺と一緒にバカンス楽しもうぜ" ただの引っ掛け(ナンパ)である。
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