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GM「では夜がきます
皆様いい夜をお過ごしください」
アナウンスがされて各々、部屋に消えていく
それでも何故か私はその場から動くことができず
心の中にはモヤモヤした何かがずっと残り続けていた
エマ「フレディ‥黒猫でも恋人でもなかったね
なんだったんだろ。すごい悲しいね
やっぱり考えても何もわからないや
行こう?ここにいると辛いの
ローラ、部屋に戻ろう」
最後のあの言葉‥まるで私がなにを言いたいか全て知っていたかの様。どうして‥
その疑問はずっと残り続けるが答えが出ることはもうない
それでも考えていると隣でずっと待っていてくれたエマに促され私は重い口を開いた
ローラ「えぇ、そうね。彼の役は気になるけれど‥とてもいい人だった
悲しいわね。できるなら全員が生きていてくれたらよかったのに‥。
辛くなるから、もう行きましょうね」
そのまま物思いに耽りながら無言で歩き続けた
エマ「もう着いちゃった。
お願いだからローラ、悲しまないで。
きっと大丈夫だよ
貴方は優しいから。その気持ち忘れないでね
おやすみなさい」
エマの言葉で自らの部屋の目の前だと気づいて慌てて答える
ローラ「エマも優しいと思うわ。ありがとう
私の事を想ってくれて
貴方も幸せになれますように
おやすみなさい」
私が言葉を返すと嬉しそうにエマは自らの部屋に向かって歩き去っていった
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