魔闘士さまは非番の時にいつもイチャついている8~バラ色の人生~

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 俺を家族の一員に加えてくれ、なんて、まるでプロポーズのセリフだな。  夜、同じベッドに二人で横たわりながら、ヴァフィラは昼間のルドーニの言葉を思い出していた。  すると、今夜は初夜、ということか?  そう考えると、交わしなれた口づけもなんだか新鮮でくすぐったい。  そしてちょっぴり恥ずかしい。  なかなか唇を開こうとしないヴァフィラ。  だがルドーニは焦ることなく、ただ優しいキスを繰り返した。  ようやく薄く開いたヴァフィラの唇に、そっと舌を忍ばせる。
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