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俺は王都に行き、城に攻めてきた盗賊を懲らしめ、王様の娘アルカ・シルファーを仲間にしてほしいと頼まれ、俺はアルカと冒険の旅に出ている。
そして今何をしているか、それはアルカに戦い方を教えている。アルカはこの前まで戦いも知らなかった。そんなんじゃ戦いに何て連れて行けない。
「アルカ。上手くなってきたじゃないか。これなら旅や戦いに行けるな。」
「そうですか?それは嬉しいです。」
旅を続けるに連れてアルカの俺への信頼が多くなっていった。
アルカは最近俺と付き合いたいと思ったらしく、積極的にアタックしてくる。俺はアルカが好きだが正直俺何かで良いのかと言う思いが沸き上がる。だがそんな思いすら分からなくなるほど大変な出来事が起こる。そんなこと俺とアルカは想像もしなかった。
「アルカ、この音って何の音か分かるか?」
「タケルさん。この音は襲撃された時になる音だよ。」
襲撃?まぁ俺が勝てない敵ではないからとりあえず行って見るかな。でもアルカが心配だな。俺は無事でもアルカは倒されてしまうかも知れない。
「アルカ。俺はとりあえず行って来るがアルカも来るか?」
「タケル。私もご一緒します。どんなに危険でも私はあなたについて行きます。」
俺はこの言葉を聞いてアルカをもっと好きになった。アルカは第一王女だが純粋で素直な子なんだよな。早くしないと第二王都が心配だ。
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第二王都ーーーーーーーーーー
「てめぇら早く第二王女を拐えぇ。」
荒れ狂った声が又も聞こえる。
今度は盗賊と言う訳ではなさそうだな。じゃあ何なんだろう。あいつらの会話を聞いてれば分かるか。
〈アビリティオール解除〉
「お前らよく聞け、俺らは魔法連盟だ。俺達はこの第二王都に腹が立ってねぇ。第二王女を誘拐して、好き勝手にさせて貰うぜ。お前ら早く拐って来い。」
何て理不尽な。絶対に王女を助けてやる。そしてあの魔法連盟って奴ら全員反対側にぶっ飛ばしてやる。そして俺は全ステータスを十兆にして魔法連盟の前に立ちふさがる。
「何だてめぇ。まさか王都の騎士か?でも鎧の一つも着けてないぜこいつ。」
「人は見た目で判断するなよ。どうせお前らの攻撃力は1000だろ。一応言う。俺の攻撃力は十兆だ。」
それを聞いて呆然とする魔法連盟。それをキラキラした目で見てくるアルカ。ついにキレた魔法連盟は全員で俺を殺しに来た。だが、俺は全然焦らなかった。何故なら力を込めただけで相手はぶっ飛ぶからだ。
「覚悟しろ。魔法連盟。第二王女に深い心の傷を追わせた事を後悔、、、、」
俺は言葉が言えなかった。何故なら、アルカが魔法連盟に捕まったのである。
やっぱり捕まってしまったと言う後悔とアルカが第一王女だと言う事が知られたらアルカは何をされるか分からない。
「おい!!この女にナイフ突き刺す事に決めたぜぇ。覚悟しろ!!」
「何だって。そんな事絶対にさせるかよ。」
俺はもう猛スピードでアルカのもとに行き、魔法連盟の一人をぶっ飛ばした。
俺はアルカを不安にさせた奴が憎くてしょうがなかった。
そして助けた後俺はアルカに言った。
「アルカ。お前の事は俺が一生守ってやる。だから俺を信じて、ついて来てくれ。」
「は、はい。」
俺はアルカにこの思いを伝えると魔法連盟に向かって歩き出した。誰であろうとアルカを不安にさせた奴は俺がぶっ飛ばす。
「覚悟しろ、魔法連盟。」
俺は魔法連盟にこの言葉をいい放ち魔法連盟を全員ぶっ飛ばした。魔法連盟はいつものようにぶっ飛んで行った。
そして俺は第二王女を助けた。
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それから一日後、俺は第二王女を第二王都の王様に引き渡し、これまた前のように娘を助けた恩人になら娘を託せるとか行って俺は第二王女とも旅をする事になった。
「私の名前はエルカ。そしてアルカのようにシルファーをつけます!!」
俺はアルカとエルカと共に旅を続ける。
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