転生とチート能力

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転生とチート能力

俺はタケル・シルファー。 前世でビルから落ちてくる女の人を助けて死んでしまった。 死んだ俺はカグヤと言う女の子に異世界に転生させてもらった。そしてチートデバイスも貰った。 そんな俺が旅をする理由は前世で出来なかった事をする事。俺はデバイスの地図を見て町に向かう。 「もう結構歩いたが、全然町につかないぞ。どうなってんだか。」 俺はもう何㎞も進んで町を探すが全然町につかない。 でも地図を見る感じ、もうつくはずなんだが。 そう思ってるうちに目の前に町が見えてきた。 あれは漫画とかで言うところの王都なのだろうか。城もあるしな。 まぁとりあえず走って行くか。 そう思って俺は全速力で走って門まで行った。 門の前には門番がいて、俺は門番にここに入りたいと言うと俺だけきっぱり断られた。 何故かと聞くと、怪しいからと言って俺を警戒してくる。 俺は門番に一つの提案をする。 「じゃあ俺と戦って俺が勝ったらここに入れて下さい。」 すると門番は自分が煽られたのだと勘違いして勝負を了承してくれた。 俺はここでカグヤさんから貰ったチート能力で全ステータスを一兆にして勝負に挑んだ。 「覚悟しろ。お前が俺らを煽って来たのが悪いのだ。」 「煽った?そんなつもりは無いが、まぁとりあえず戦いますかね。」 俺は余裕そうに門番にいい放った。 門番は荒れ狂って、俺を本当に殺しに来た。 だがあいつの攻撃力とかも見えて、あいつの攻撃力は何と1000。俺の何分の何だろうか? 差が有りすぎて計算する気にもならない。 「死ねぇ。この底辺ザコ野郎がぁぁ。」 「そんなの身をもって知ってから言ってくれないかな。」 ドン!! この音が聞こえた時には門番は門に突撃していた。そりゃ攻撃力が一兆もあったらぶっ飛ぶだろうな。 俺は門番の所に行き、門番にこう言った。 「勝ったので中に入りますね。文句はありませんね。」 王都?に入って行った。 入ってから俺は感心していた。この風景に。 そんなの風景に感心していると、知らない女の子が誰かに追われているように走って来て、俺の後ろに隠れた。 俺は心配だった。回りの人からロリコンと思われるのではないかと。そう思っていると女の子が 「助けて。怖い人に追われてるの。」 と言って来たので俺は助けてあげる事にした。だがどんな奴だか分からないからどうすれは良いのやら。 「君はどんな人に追われてるのかい?」 「盗賊。城に攻めてきて私の事を捕まえにきた。」 盗賊だと。それと城に攻めてきた?そんな事があるのか?でもあり得るか。俺は地図を見て盗賊がいないか探す。 勿論盗賊はいた。そしてこっちに走ってくる。 (嫌だなー。何で盗賊と戦わなきゃ行けないんだ。逃げるか?でも逃げる必要はないか。) 「おい!そこの兄ちゃん。兄ちゃんの後ろにいるその女の子を引き渡してくれないか。大人しく引き渡してくれれば、痛い目見ないで済むぜ。」 「あいにくこちらにも事情があるのでね。引き渡す訳には行きません。」 俺は理由を話すが盗賊達は聞こうとしない。そして今度は無理やり拐おうとしたので俺は盗賊をグーパンで殴った。 (やべぇ。俺、攻撃力一兆のままでグーパンしちゃった。盗賊達、死んだな。) 案の定、盗賊はぶっ飛んで行き反対側の門にぶつかった。 そしたら見てた女の子が 「つ、強い。」 こう言ったので俺は、 「お兄ちゃんの攻撃力はね一兆なんだよ。」 と言った。そしたら女の子は安心したのか俺から離れなくなった。 そして盗賊はびびって逃げていった。 俺は忘れないうちに全ステータスをを1000に戻した。 俺はその後王様に会いに行けて無事に女の子を届けた。だが、女の子は俺から離れようとしない。 それを見かねた王様が娘の修行のついでだとか言って俺に女の子を託して仕事に戻った。 今考えると、まじかこいつって思ってしまう。  そして俺は女の子に名前を聞いた。そしたら女の子は素直に 「私の名前はアルカ。名字はシルファーにする。」 と言ってきた。でも良いかと思ったので何も言わなかった。 俺に初めての仲間が出来た。 次は何が待っているのやら。分からないが俺は旅を続ける。
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