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人造石灰岩は、エジプトで生まれたと思うが、地中海の東で生まれたと考える人もいる。
ピラミッド建設に関わった人間は大勢いるので、その中の一人が地中海の東に行っても何の不思議もない。
エジプトで、石材を作るときに、岩の欠片が出来る。細かい欠片だが、それでは人造石灰岩は作れない。
横の溝の者、[ アケナコス・ブリア・レオース ]の乳兄弟の、[ コナハム・カルナック ]は、おそらく、受け皿式の石臼を考えた人間だ。
受け皿になる石と、木の棒や石の棒を使う。棒で叩いたり擦りつぶす。
[ コナハム・カルナック ]は、最初、小麦を擦りつぶすために、受け皿式石臼を考えた。
そして、小麦粉を作り、水と混ぜ、形作った。
その後、それを岩に応用したのだろうか。( 柔らかい石を使ったら石の粉は出るが、そこからすぐに人造堆積岩に行くだろうか。)
岩について、考察した人間がいると思う。天然石灰岩には、海の生物の化石が入っていることがある。
火成岩について実験した人間が、地中海の東にいた。[ クメイ、又は、ケイム ]だ。[ ノアンナコス・ヒョードル ]と[ デボラ ]の息子、[ クメイ、又は、ケイム ]
人造石灰岩は、早い時期から、海藻の成分が混ぜられていた可能性がある。( エジプトの三連のピラミッドには使われてはいないかもしれない。量が必要になるので。)
エジプトのピラミッドのための石切り場や、ピラミッド建設の現場で、石灰岩に海の生物の化石が入っているのを見た人間が、
地中海の東で受け皿式石臼も見て、堆積岩について考察した人間が、人造石灰岩を思いついたのだろう。
実験では、石灰岩だけではなく、他の岩も試しただろうから、初期は人造石灰岩と人造堆積岩だった。
[ コナハム・カルナック ]は、一応、受け皿式石臼を考えた人間だ。
それ以前に、天然の石で平らな石を使い穀物をすりつぶしていたとも考えられる。
その場合は、受け皿のような石を、下の台に使ったのが、[ コナハム・カルナック ]なのだろう。
これは、[ アーメン・ユーグフリード ]が、水車システムを発明して、動力、キネティックスの先端、末端のきねが、自動的に動いて無人に出来るため、
下の台も無人に出来るように受け皿のような石を使ったのかもしれない。無人というか1人で6台以上の石臼を管理するような感じだが。
( ただ、粟や稗は、もともとの粒が小さいので、すりつぶす必要はないような気がする。
小麦は、小麦アレルギーと、アレルギーがなくてもアレルギー症状が出る場合があって、それと、生で食べるのもよくなくて、
小麦をすりつぶすことで、アレルギー以外の症状は出にくくなるので、小麦は、すりつぶす必要がある。
小麦は、必要に迫られて、すりつぶすようになった。)
もしかしたら、海を見に行った?。天然石灰岩の主な原料は、珊瑚だ。
珊瑚といえば、古代でも、宝石の一種として認識されていたと思う。
珊瑚は動物で、その生育が悪くなると白くなる。そのことが当時から認識されていたとは言えないが、
珊瑚の白化現象を見たことがある人がいても不思議ではない。珊瑚を宝石として扱っているので。
エジプトの建設現場で、石材に海の生物の化石が含まれているので、石灰岩の成り立ちが話題になった。
そのとき、石灰岩は珊瑚から出来ると言った人間がいた。その人間は、海の中の珊瑚の白化現象を見たことがあったので、
白い石灰岩と赤い珊瑚が結び付いたのだろう。そのとき、白いものと赤いものが結び付かない人間は当然いる。
だから、海に見に行った。
エジプトに近い地中海には、珊瑚がなかったと思われる。それは、ナイル川が泥を吐き出すからだ。
珊瑚は動物で、泥に弱いようだ。だから、地中海の東にまで行かなければならなかった。( その時はそうだった。)
地中海の東は雨が少ないから、泥が少ないが、たまに豪雨になって、珊瑚の白化現象が起こったのだろう。
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