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序章
〇軽井沢駅
初夏、行楽シーズン
観光客で賑わう駅前
優太「（語り）
拝啓、有希恵様。
初夏の候、如何お過ごしでしょうか？」
〇旧軽井沢銀座商店街
お洒落な喫茶店のテラス席で
コーヒーを飲みながら寛ぐ優太
優太「（語り）
社会の荒波にも馴れ
ようやくですが
１つ、息継ぎが出来た所です」
〇軽井沢 車道
別荘エリア
美しく整備された林道の中
快適に車を走らせる優太
優太「（語り）
先日、お仕事の都合で軽井沢へ行きました。
閑静な空間に
木々や川のせせらぎの音色が聞こえてくると、
ふるさとの自然が懐かしく思えます」
車がとある敷地に入る
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