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「もう朝か…」
ゆっくり目に起きて学校の支度をする。
毎晩夜遅くまでゲームをしていたので目の下に隈ができている。そのせいか周りが病弱な感じに思っているようだ
しかも朝ごはんは作るのもめんどくさいからゼリーだけ。その生活を続けているので学園に入ったときより何キロか痩せている
まわりは心配しているが、話しかけてはこないので倫也には関係ない
用意が終わり学校の方へ向かおうとし、その時通りすがった生徒の話が聞こえてきた
「今日転校生来るんだって‼︎」
「えー!かっこよかったらいいなあ!」
な ん だ っ て !?
こうしちゃいれない!門の前で待機しなくちゃ
もしかしたら友達になれないかと、倫也は思い門までひたすら走った。
着いた先には転校生らしき人も来ておらず、もう職員室に向かったのかな?と思いつつも少し待ってみることにした。
とりあえず近くの木の後ろでも隠れてようかな…
「うっうわ!?」
『!?』
「えっなんでシュガーちゃ…佐藤くんがここに!?」
えっ、シュガーちゃんってなに!?
まず誰だよ。なんかもうこの人双眼鏡持ってんだけどなんなの
『あのシュガーちゃんとは……僕は転校生が来るって噂を聞いてみに来ただけです』
「ごめん。心の中でいつもそう呼んでたから出ちゃった てへ」
なんだこいつ!!
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