2.ボクとミカ

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 気がつけば、学校に行く人間の数も減っている。日も高くなってきた。 「マイク、陰にいこう」 「おう」  日差しが強くなってきて、ボクとマイクは陽の光がない場所へと鳥なのに歩いて移動する。  ミカがこんなボクたちを見たら、なんていうかな。“飛ばないの?”って聞いてくるかな。 「んで、ミカが好きで? どうしたいわけ」 「いや……どうもしないよ」
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