4.夕方の日課

3/7
3人が本棚に入れています
本棚に追加
/132ページ
「……でね、女の子たちはさ……。誰がかっこよくて、誰がそうじゃないか、なんて言ってたの。おかしいよね。そんな品定めみたいなこと……」  ミカは目を伏せてしまった。  こんな彼女は珍しい。そんなに嫌だったのかな。  ミカが嫌なことをする奴らが許せない。  その、オンナノコたち? オンナノコ? ボクが頭をつつきまわしてやりたい。  そんなことをしたら、マイクだけじゃなくて、他のカラスからも何やってんだって怒られそうだけど。
/132ページ

最初のコメントを投稿しよう!