5.カラスである事実

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5.カラスである事実

 その次の日の朝、いつもどおりにミカはボクの名前を呼んだ。 「カーくん、おはよう〜」  両手をメガホンのようにして、木の上にいるボクに呼びかける。  ミカだと気付いて、すぐにバササと軽くはためいて飛び降りた。
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