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両親に図書館と嘘を行って行く所。
それは…。
「よし、誰もいない。」
そして私は木陰に座り、鞄から1冊の本を取り出す。
【彼女の白くて陶器のような肌に吸い付くように男は…】
「…ふぅ。」
私の秘密。
それは、官能小説をこっそり読む事。
…良いなあ。
私もいつかは…。
誰かにこんなふうに愛されたい。
なんて想像する毎日。
もちろん私の両親は、恋愛なんてさせてくれない。
普通に勉強して、良い大学入って
大人になってからは
きっと
両親が決めた人と結婚して
普通の家庭を築くのだろう。
あの家にいる限り
私は逃げられないのだ。
「…ふう。」
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