豆乳

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頬をパンッと引っ叩かれた。 反対側も。 ジンジンと頬が痛む。 抵抗する手首をネクタイでキツく縛られ 「や・・やだ・・やめろ・・。」 必死に暴れると 何度も引っ叩かれ クラっと脳が揺れ 頭がフラフラする。 尚之は舌舐めずりをして ピンクのローターを 手に持った。 「ああ。いいな。こういうプレイもいい。 ゾクゾクするよ。興奮する。 流石にオンナは殴れないからな。 ワンワン泣かれてメンドくさいし。 ほら。もっと抵抗しろよ。 男相手はいい。遠慮する必要がない。 誰でもいい訳じゃないしな。 お前なら口も固いし心配がない。 それでいて体は正直だし 感情なんて関係ない。」 ウィーンとモーター音がして ローターの先端を 乳首に押しつけられる。 意思に反して 身体が跳ねた。 「んっ・・・ん・・。」 嫌だ。 感じたくない。 必死に唇を噛みしめるが 的確に弱い部分を 責められ 己が勝手に立ち上がる。 尚之はほら見たことかと笑った。 「我慢するなよ。気持ちいいんだろ? どう思っていようと 刺激で簡単に反応する。 好きだの嫌いだの関係無い。 ほら。どんな気分だ。別れようとした男に すぐに屈して そうやって足を開く自分を。」 ・・違う。 そんなんじゃない。 それでも口から溢れるのは喘ぎ声だった。 中にローターを突っ込まれ 立ち上がったモノの 根元を紐でキュッと縛られる。 無機質に中を掻き回され 身悶えた。 「・・や・・外せ・・ああっ・・あ・。」
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