豆乳

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ローターで延々と責め続けられ息が上がる。 グッと引き抜くと 尚之は己を突き入れた。 よく知っている感触に 中が歓喜する。 弱い部分を何度も焦らすように擦り上げられ それでもイクことが出来ない。 苦しい。 辛い。 イキたい。 違う。 嫌だ。 嫌なのに。。 気が狂う。 「ああっ・・・や・・や・めろ・・あっ・。」 尚之は動きを止め ふん。と鼻で笑った。 「イキたいのにイケないのは辛いよな。 わかるよ。でもお前が悪いんだろ。 自分の立場 わかってんのか? 素直に俺の言う事を聞いておけばいい。 あの店も家も売って あの街を出ろ。 そうすりゃ お前だって煩わしい事から逃れられる。 こうやって気持ち良くもしてやるよ。 何の文句がある。これは躾だからな。 今日はこのまま・・だ。」 尚之は狂ったように腰を叩きつけ ドクドクと精液を中に吐き出す。 息を吐き ズルんと自分のモノを引き抜いた。 やだ。 もっと。。 熱を持ち膨張しきった破裂寸前のモノが ふるふると震える。 欲しい。 もっと。 中が求めるようにヒクヒク動く。 違う。 そうじゃない。 辛い。 熱い。 その時 またモーター音がして ローターを 中に突っ込まれた。 ガクンと身体が跳ね 奥が締まりガクガクと震える。 「ああ。中でイッたのか。浅ましいな。」 蔑むように尚之はそう言って バスルームへと 歩き出す。 ふと振り返り 冷たい声音で吐き捨てた。 「佑。お前は俺から離れられない。 ちゃんと態度を改めれば また可愛がってやるよ。 誰にも相手にされない可哀想な自分を じゃあ誰が拾ってやるんだ? ゲイバレしたらどうする。それこそあそこに いられなくなるぞ。冷静に考えてみるんだな。」
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