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プロローグ
時は2068年。
王魔ジオウは世界の人間を世界から消滅させるために人々を殺していた。
ジオウの力は絶大で多くの人々が涙を流していた。
「ゲイツ!どこに行くの?」
そう1人の老婆は明光院ゲイツに聞いた。
「2019年に行って王魔ジオウを倒す!」
ゲイツはそう憎しみを込めた瞳で老婆に言った。
「ゲイツ!」
ゲイツはタイムマジーンに乗り過去の世界に向かった。
ーーー2019年・東京ーーー
一人の青年が片手にカバンを持ちながら1人の女子高生と話をしていた。
「ねぇ、ソウゴくん」
女子高生の名は上原歩夢。
男子高校生の名は常磐ソウゴ。
二人は同い年で同じ学校のクラスメイトである。
「何、歩夢?」
そうソウゴは歩夢に聞いた。
「進路希望の紙に何て書いたの?」
歩夢はそうソウゴに聞いた。
「もちろん!王様になるに決まってんじゃん!」
ソウゴはそう歩夢に笑顔で言った。
「やっぱり小学校から変わらないね」
歩夢は笑顔でソウゴに言った。
「まぁね」
ソウゴは知らなかった。
王になる意味を。
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