第3話 ゲームと堕天使と医者

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「ゲイツさん!ダメですよ!ちゃんと挨拶しないと!」 しずくはそうゲイツに言った。 「わかった!明光院ゲイツだ!」 ゲイツはそう言って頭を下げた。 「ねぇ、今から部員集めに行かない?」 歩夢はそう全員に言った。 「とりあえず、今は新たな仲間が必要だね」 そう言ってソウゴは片手にあんパンを食べていた。 「ねぇ、あの子に頼んでみない?」 歩夢はそうソウゴに言った。 「あの子?」 ゲイツは腕を組ながら歩夢を見た。 「うん!宮下愛っていう私たちのクラスメート!」 そう歩夢は言った。 「ああ!」 ソウゴはようやく思い出した。 「とりあえず行ってみるか」 そうゲイツはそう言って部室から出た。 ーーーソウゴ達の教室ーーー 歩夢とソウゴは愛呼ばれる少女に会った。 「えっ?あたしがスクールアイドルに?」 愛はそう歩夢とソウゴの一言に驚いていた。 「うん!愛ちゃんならできると思うんだけど!」 歩夢はそう愛に言った。 「頼むよ!」 ソウゴはそう頭を下げた。 「う~ん、王様くんに頼まれるとな~」 愛はそう言ってソウゴを見た。 「わかったよ!アイドルになってあげる!」 愛はそう言って笑顔で歩夢に片手を握った。 「よろしくね!宮下さん!」 ソウゴはそう愛に言った。 「愛でいいよ!」 愛はそうソウゴに言った。 「なら、愛よろしくね」 ソウゴはそう愛に言った。 「うん!」 愛はそう笑顔でソウゴの肩を叩いた。 「それで、今から天王寺漓奈って子に会いに行くんだよね?」 愛はそうソウゴに聞いた。 「天王寺漓奈?」 ゲイツは腕を組ながら愛の言葉を聞いた。 「うん!あたし達より1つ下の後輩ちゃんだよ」 そう愛は言った。 「よし、なら天王寺漓奈に会いに行くか」 ゲイツはそう腕を組ながら言った。 ーーー1年の教室ーーー ソウゴ達は漓奈と呼ばれる少女の教室に到着した。 「オーイ!漓奈っち!」 愛は漓奈を呼んだ。 「あっ!愛さん」 片手にスケッチブックを持ちそれを顔に被せて走って来た少女。 名は天王寺漓奈。 「ねぇ、天王寺さんはスクールアイドルに興味ある?」 ソウゴはそう漓奈に聞いた。 「私がスクールアイドルに?」 漓奈はそう言って少し考えていた。 「無理なら断っても大丈夫だよ」 歩夢はそう漓奈に言った。 「ううん!やりたい!理由は楽しそうだから!漓奈ちゃんボード(^^)!」 そう漓奈が仲間になった。 ーーー学校の帰り道ーーー ソウゴ達は学校の帰り道ふとゲームをしている小学生を見つけた。 「最近の子ってさ、ゲーム好きな子が多いよね!」 愛はそうソウゴと話した。 「確かに、俺が子供の頃も友達がよくゲームしてたから」 そう言ってソウゴは自販機でジュースを買った。
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