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ーーーその日の帰り道ーーー
ソウゴと歩夢とかすみの3人は互いに話をしながら家に帰宅しようとしていた。
「ん?」
歩夢は何かに気づいた。
「どうしたんですか?歩夢ちゃん?」
かすみは歩夢に聞いた。
「何か変な音が聞こえない?」
そう歩夢は言った。
ソウゴは後ろから何か気配を感じて振り向いた。
そこには巨大な赤いロボットが立っていた。
「な、な、何ですかこれ?」
かすみはそう言った。
「とりあえず、何かやばそうだよ!」
そう言ってソウゴは後ろに下がった。
「逃げよう!」
歩夢はそう言って二人に言った。
「そうだね」
3人は走り出した。
ーーー商店街ーーー
ソウゴ達はうまく逃げてロボットが追い掛けてこれないスペースまで逃げて安心していた。
しかしロボットは力ずくでスペースを開けようとした。
「ヤバイですよ!先輩!」
かすみはそうソウゴと歩夢に言った。
するとロボットを同じ型のロボットが吹き飛ばした。
「早く乗りたまえ!早く!」
ロボットからそう男の声が聞こえた。
ソウゴと歩夢とかすみはロボットに入った。
ロボットの中には1人の若い男性が立っていた。
「貴方は?」
かすみは男性に名前を聞いた。
「話はあとだ!」
そう言ってパネルから何か数字を出して飛び出した。
ーーー1829年ーーー
ソウゴと歩夢とかすみは茶屋でお茶を飲みながらフードを被った男性の話を聞いていた。
「今から50年後の未来から私は君を王にするために来たんだ。君は世界を破壊するために魔王になる。そして強大な力であらゆる敵を倒してきた」
そう男性はソウゴに言った。
「俺が・・・魔王に?」
ソウゴはそう男性を見た。
「ソウゴくんは魔王にならないよ!」
歩夢はそう男性に言った。
「未来は枝分かれしている。その未来という枝の中に魔王になる未来があるんだよ」
そう男性はソウゴに言った。
「とりあえず、君は・・・」
すると前から何か騒ぎが起きていた。
ソウゴと歩夢とかすみはその騒ぎを覗き込んでいた。
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