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「ケンカみたいだね」
ソウゴはそう歩夢とかすみに言った。
「やれやれ、仕方ないな」
男性は本を片手に持ちながらケンカの中に入った。
「その辺にしたらどうかな?」
男性はそう四人の男性に言った。
「うるせー!」
男性の1人は角材で殴り掛かった。
本を持った男性はマフラーの様な布を自在に操り角材を切り落とし回し蹴りで男性を吹き飛ばした。
「私を甘く見ない方がいい」
そう言って男性は本を閉じて残り3人を睨んだ。
残りの3人は怯えて逃げ出した。
「やれやれ」
男性はゆっくりと歩きながらソウゴ達の場所に戻り少しため息をした。
「一応言っておくがあまり過去に干渉しない方がいい」
そう男性は3人に言った。
「えっ?何でですか?」
かすみはそう男性に聞いた。
「過去に干渉すると歴史が壊れる可能性があるからだ」
そう男性は本を片手に持ちながら言った。
「うわぁあああああ!」
いきなり橋の上から声が聞こえた。
そこには赤いボディに仮面に[らいだー]と書かれた人物が歩いていた。
「何あれ!」
ソウゴはそう男性に聞いた。
「あれは君を倒すために未来から来たゲイツくんが変身した姿だ!逃げるぞ!」
そう男性は言ってタイムマジーンに乗りタイムジャンプをした。
ーーー時空間ーーー
ソウゴ達はタイムマジーンに乗りどこかへ逃げていた。
だがゲイツのタイムマジーンが追い掛けて来て激突した瞬間歩夢とソウゴは投げ飛ばされた。
ーーー2017年ーーー
「うおっ、どこ?ここ」
ソウゴはそう辺りを見ながら言った。
「ソウゴくん。とりあえずどうしよう?」
歩夢は辺りを見ながら言った。
すると二人の後ろから何かが近づいていた。
それは黒いロボットの大軍だった。
「何これ?」
歩夢は怯えながら言った。
「歩夢!」
ソウゴは歩夢の前に立ち戦う準備をした。
「避けろ!」
[ボルテックフィニッシュ!]
[スクラップフィニッシュ!]
[クラックアップフィニッシュ!]
四人の仮面のHEROがロボットの大軍に必殺技を打ち込み一掃した。
「おい!大丈夫か?」
「おい!生きてるか?」
四人はソウゴと歩夢を心配して聞いた。
ーーー?ーーー
ソウゴと歩夢は四人の戦士の隠れ家に案内された。
「君たちは本当に未来から来たのか?」
1人の若い男性がそうソウゴに聞いた。
「未来かどうかわからないけど。今西暦何年?」
ソウゴはそう男性に聞いた。
「今は西暦2017年だ。」
ロボットの戦士に変身していま男性はココアを歩夢に渡した。
「えっ!?」
歩夢はカレンダーを見た。
そこには2017年と書かれていた。
「あの、四人が変身していたあの姿は何ですか?」
歩夢はそう四人に聞いた。
「あれは仮面ライダーって言って世界を守るために戦うHEROだよ」
青い革ジャンを着た男性はそう歩夢に言った。
「仮面ライダー?」
歩夢は頭を傾げた。
「まぁ、知ってる奴はかなり少ないがな」
そう紫色の仮面ライダーに変身していた髭を生やした男性は言った。
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