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愛想笑い
小学校の休み時間、ミサキがヒロコちゃんと話をしていた。
ヒロコちゃんはとても頼りになるが、ミサキにとっては少し気を使うべき存在だった。
ヒロコちゃんの気分を損ねないように、まるでマネージャーのように愛想笑いをしながら付き合うのにミサキはとても疲れていた。
そこへミサキが大好きなサユリちゃんが、話の輪の中へ入ってきた。
サユリちゃんがミサキに話しかける。
ミサキは大好きなサユリちゃんには、気を使わないでいいから愛想笑いをしなかった。
すると、
「ミサキちゃん、私と話をするとき笑わないから、私のこと嫌いなんじゃろ。」
と言って、サユリちゃんはミサキには近づかなくなり、気を使わなくていい本当に付き合いたかったサユリちゃんは、ミサキの前から永遠にいなくなった。
ガーン!
何でこんなことになるの?
大好きな人には逃げられ、気を使う人ばかりが回りに残っちゃった。
オーマイガッ!!
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