愛情不足

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その子が自分の胸を撫でる。 お腹から太腿に這わせていく手。 自分のものにも自分の手を添わせて。 その子に集まり足に絡みつく数人。 その子の表情。 溜めていた息が出る。 その子の足が大きく開かれそれらしく屈む。 あぁぁ、 何度もその動作を繰り返すその子に 俺の手は擦ることを止めない。 その子はそのまま座り手をついて腰を回す。 挑発する口元、眼付き。 その子が立ち上がり後ろを向いて太腿の上を撫でる。 俺の手は強くそれを握って自分を苦しめて快楽させる。 気持ちが高ぶってきたのを感じて見ていた携帯を自分の足の間に置く。 もう片方の手がそれに重なる。 ズボンのボタンをはずして素早くチャックを下ろす。 それを目立たせている布も下ろして 興奮した生を、 刺激的に擦りあげる その子が腰を早く揺らして、 俺の手も素早く動けば ギュッと、白い液がとび出た はぁ、はぁ 快楽感に浸るこの時間が唯一の癒しだ。 あれ、ティッシュどこやったっけ 下に何も着けないまま部屋を探し回って、ティッシュを持ってきて後始末をする。 俺の求めてるものはこれだよ、 再生が終わった画面を見つめて これでも純粋な愛を歌う歌手でリーダーか、 と少し笑いが出てくる真夜中の1時、
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