いつだって君と

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ひとりで夜道を歩いていると ふいに思い出した。 君はいつだって僕に ちょっかいばかりだった。 気がついたら君がそばで 笑っているような。 高校生のころ僕はずっと1人だった。 別に1人でも苦ではなかったし 1人が楽とさえ思っていた。 いつからだっただろう 1人でいる時間よりも ふたりでいる時間が 長くなっていたのは。
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