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「あのー」 「、、、、、、、、、、、、、、、」  今日も読み物に夢中だった店主は、その呼びかけには気が付かず何時もの如く埃っぽくひんやりとした店内で読書中であった。 「おじさん!おじさん!」 「おじさんでは有りません、カッコいいお兄さんと呼びなさい」  ようやく気が付いたかと思えばそう言葉を返し、カッコイイオニイサンと無理矢理、目の前の女の子に言わせると、ようやく此方を向いて来た。 「どなたですか?駄菓子屋は隣ですよ」  見れば水玉のワンピースを着た女の子が一人、店主らしき男の前に立ってた。 「そんなの見れば解るわよ!此処って何でも売ってる魔法のお店なのよね」  その言葉を聞いて、あからさまに嫌な顔をした店主は、たまに来る珍客を追い払おうと言葉を返した。
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