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こっそりと部屋を抜け出し、物置の三畳一間に移動して、狭く真っ暗な中で二人は逸ったように抱き締め合った。貪るようなキスを繰り返し、ますます硬く熱くなった雄同士を擦り付け合う。どちらからともなく腰と腰とを掴み合って、まるで互いのもので抜かんとばかりに求め合った。
「……紫月、ちょっとそこ……腰掛けろよ」
大きめの木箱の上へと紫月を座らせると、遼二は先程のお返しとばかりに紫月の下着をずり下ろした。彼のソレも硬く勃ち上がっていて、勢いよく飛び出した雄からは、ぬめった透明の糸が下着へと絡み付いている。
「お前ンも――もう出てる」
「バッ……カやろ……。ンなとこ観察すんなって……の!」
「暗くてよく見えねえのが残念だけどな? 濡れてんのは分かる――」
「……ッの……ヘンタイ」
「だよな?」
遼二は笑うと、先端を濡らしている蜜液ごと味わうように深々と咥え込んで、舐め上げた。
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