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「…………だったんだよねー」
僕は今まであったことを吐き出すようにるぅとくんにぶつけた。
重かった肩が軽くなった気がした。
るぅとくんが何か呟いた気がしたが、気のせいかな
あの後るぅとくんが
「近くに行きつけのBARがあるので良かったらどうですか?」
と誘ってくれたので一緒に行くことにした。
席に着いた時に
「いつもの」
とマスターに注文するるぅとくんが少し大人に見えたがスクリュードライバーが出てきたのでまだまだお酒は飲み慣れないんだなぁと思った。
「ころん先生も飲みます?」
と言われたので久しぶりに飲んでみようかと思い飲んでみた。
甘くて美味しいのでびっくりするぐらい進んでしまった。おかげでこの通りベラベラと喋ってしまった。
かなり酔っている気がする。
頭がふらついてる僕にるぅとくんが
「しめますか?」
と聞いてきたので
「最後に1杯だけ」
と見栄を張ってしまった。
るぅとくんは笑顔でワインを進めてきた。
僕はくっと飲み干した後にるぅとくんとお店を出た。
るぅとくんが意地悪な笑みを浮かべてるのを最後に僕は眠ってしまった。
東京は夜の9時
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「さとみくんが?」
僕は少し疑った
何故ならばさとみくんはころん先生のことを溺愛していたからだ。
莉犬と一緒に寝るなんて…………………
「やったあ…」
無意識に呟いてしまったので急いで口を塞ぐ。
ころん先生を行きつけに誘えたのは予想外だった。
いつも飲んでいるスクリュードライバーを頼む。
最初の方は雰囲気に潰されそうになったのにもう慣れてきている。
そーいえばスクリュードライバーってカクテル言葉があった気が……………………………思い出した頃にはもうころん先生に進めていた。
そうだ。このまま奪えばいいんだ。
戦略と共にそんな考えがが頭をよぎった。
最後にポートワインを進めた
ころん先生は心配した口調で話しかければ見栄を張るはず、逆手にとるんだ。
予想以上に上手くいった。
ころん先生はポートワインを飲み干してお店を出た。
「ころん先生、僕にその手を伸ばしてよ」
優しい笑みを浮かべ
眠りに落ちるころん先生と共にタクシーに乗った。
時計はまだ夜の9時を指していた。
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どもども。作者のこしあんです。
臭いセリフ、カクテル、訳が分からなくなってきてしまいすみません( ˊᵕˋ ;)💦
カクテル言葉に関しては調べれば出てくるので是非✨
ポートワイン、スクリュードライバー
ちょっと美味しそうでした(笑)
大人になったら飲んでみたいですね( ˘ω˘ )
今回BARのシーンが出ると言う事で
カクテル言葉をめちゃくちゃ調べました(汗)
どれも良くて迷いました
それでは次のお話で✨
今回の曲はCD限定曲なのでおすすめはしません
曲 R Sound Design様「帝都回遊」
「Tokyo Nighter」
今回は2曲あるのですが「帝都回遊」はまだアップロードされていないのですが
CDの視聴動画で少しだけ聞けます✨
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