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「夢でもいいんじゃない?」
「まさかの彼氏から夢オチ宣告⁉」
「だって、本当に俺は美結が好きなわけだから、夢でも現実でも俺が美結を好きなのは変わんないから。美結が現実(ほんとう)だってわかるまで、好きだって言うから」
ついでに美結の頭を撫でる。
美結が信じられないって言うのなら、僕は何度でも言葉にするよ。
美結が不安にならなくなるまで。
「好きだよ、美結」
足りないかな。
「美結、大好き」
まだまだだ。
「み―――」
「わあああああっ! わかった! わかりましたもう十分ですっ! これ以上は蒸発するっ!」
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