第2章 配達

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第2章 配達

ある建物の前に郵便局のバイクが止まる。 配達員が呼び鈴を鳴らす。 建物の表札には、 「時方善人(ときかた よしと)探偵事務所」と書いてある。 男が扉を開けて出てくる。 配達員「時方さん、郵便です」 善人「あっ、どうも」 善人は、封筒を受け取ると、室内に戻った。 善人「誰からだろう?」 善人は、封筒の差出人の名前を見た。 善人「数寄屋安吾?」 しばらくして、名前を思い出した善人は、封を切って、中の手紙を読み始めた。
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