予想外の事態

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 炎の精霊という言葉を聞き、無敵戦士は目を丸々と開いた。 「何だそれ。メチャクチャ強そうだな」 「ああ強いぜ。個人的にはシンシア中隊長にだって引けをとらないんじゃねーかな」 『2人とも』  僕は口元に人差し指を近づけた。そろそろ川が近いし伏兵のことをあまり喋って欲しくはない。  レオたちも表情を戻すと、林の中の道に足を踏み入れた。 【やあ】  一同は驚いた様子で猫を見ていた。まさか探索系のベレッタまでただの猫だと思っていたとは…。 「何だよお前か…驚くじゃねえか」  レオは迷惑そうに言うと、マーニャニャの猫はニャフフフフ…とあいさつ代わりの笑みを見せた。 『君も、調査かい?』 【うん、ボクこじんてキな興味でね】  さすがガリアン傭兵団の探索系。僕らの旅路に猫も加わることになった。
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