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「そりゃ凄いねぇ…」
「「え…?」」
意外な事に彼女が褒めるような事を呟いたので、青年と彼の驚いたような言葉が被る。
「誰に教えられるワケでも無く独学でやり遂げるってのは中々出来ないじゃん?」
「ま、まあ確かにそうだが…」
彼女の説明するような言葉に青年は彼に嫉妬しているのか、チラッと見て納得出来ない感じで同意した。
「没頭できるほど好きじゃないと普通無理だよ」
「…それはそうだ」
彼女は料理の作業を止めるワケでも振り返るワケでもなく適当に言う。
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