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「教皇だろうがなんだろうが今の俺には関係ないな」
「…そんな調子ではいつか痛い目を見る事になるぞ」
「…そうだな、今の俺は少し調子に乗りすぎているかもしれん…」
彼は女の子の厳しい視線での忠告に客観的に自分見て、少し冷静になったかのような呟きを漏らす。
その後はお互い無言で廊下を歩き、別館に入ると女の子が受付のカウンターに座っている女性と話して何かを受け取る。
「…コレが魔導協会所属の証であるペンダントだ。無くしたら支部でも手続きをすれば再発行してもらえる」
女の子は彼に六芒星の形をした装飾品を渡すと最低限の説明をしてどこかに歩いて行った。
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