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最後に思ったことですが・・・
特別賞の作品は長すぎた・・・
文芸社はもともと共同出版主体の出版社で、出版しても売れる見通しはなかなか難しい。僕の本も別に話題にものぼらなかったから、今でもエブリスタに投稿しているわけです。
特別賞の作品は、原稿用紙四百枚以上だったから約三百頁。出版するだけで相当な費用になります。
そんなことがあったのかどうかは分かりませんが、優秀賞でないのなら出版社サイドから頁数を減らすことが提案しやすかったと思っています。
あくまで想像ですが、帰りの新幹線で、ずっと自分の入選した理由を考えていました。
当時、児童文学でわりと佳作を貰いました。(プロフィールには、賞品がコースターとか原稿用紙、作品集だったようなのは省きました。作品集は、すぐゴミ箱行きでした。今ではきちんと勉強しなかったことを後悔しています・・・)
その頃の講評で今も覚えているのは、
「こじんまりとしているが、丁寧に書かれた作品」
「小説としては、他の投稿作品に比べてスッキリまとまった内容」
といった感じで、実に「佳作を」貰うのにふさわしい内容だったと思います。
「あとひとつ、賞に『空き』があるので、そこそこまとまったこの作品でも入れておこう」
という感覚だったのではないかと想像します。
文芸社の児童文学優秀賞は、この「ほどほど感」が、自分にとって大きな受賞に結びついた唯一の例だったと思います。
エブリスタでも色々、コンテストがありますが、何かの参考になれば幸いです。
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